独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター附属看護学校

〒063-0004 札幌市西区山の手4条6丁目2番22号

Tel.011-611-8170 Fax.011-611-8369

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トップページ講師紹介 > Vol.8

豊かな人間性を育んで欲しいと思っています。

 本校は三角山の麓に位置し、近くには発寒川が流れる緑豊かで落ち着いた雰囲気の中にあります。
学内の施設も充実しており、主な実習施設である北海道医療センターは、急性期から慢性期までをカバーする地域医療支援病院でもあります。
 このように恵まれた環境の中で学生は、日々勉学に励み確かな看護実践力を身に着け、様々な学校行事や友人たちとの親交を深める中で、学び続ける能力や専門職業人としての責任感、倫理観を養っています。

 看護という仕事は常に学び続けることができます。それゆえに新しい発見があり、飽きることがありません。
その学びは広くすることも深くすることもできるうえ、自分を成長させることができます。また、看護師は看護の対象となる人々を理解し、その人らしく生きていくことをともに考え、あらゆる面から支えていくことが仕事です。そのためには「想像力」と「創造力」が必要だと考えます。
 今や高齢社会を迎え、慢性疾患を抱え地域で暮らす人々が増加するなか、看護師の活躍の場は病院だけにとどまりません。様々な場所で生活する看護の対象となる人々には、その人の分だけニーズがあり、そのニーズに応えていくためには学び続け考えていく力と多様性が求められると思います。

 看護学校は入学した時から既に将来の職業が決まっているという強みがあると同時に、迷い多き年代にはそれが不安になることもあると思います。
 ある学生は本校で学ぶ3年間の間に看護学生から看護師へ成長し、ある学生は看護師になってからも迷い続けることがあるかも知れません。しかし、本校で得た「看護の種」はあなたの中でいずれ芽を出すことになると思います。その種にどんな養分を与えるかはあなた次第です。
 看護学校は学ぶこと、考えることが多く、実習もあって大変ですが、志を同じくする仲間と励まし合って、大いに迷い、大いに学び、大いに遊んで豊かな人間性を育んで欲しいと思っています。