独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター附属看護学校

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トップページ先輩インタビュー > Vol.20

人を助けることによって、その人も私自身も幸せになれる職業

  私が看護師を目指したきっかけは、看護師は人を助けることによって、その人も私自身も幸せになれる職業ではないかと思ったからです。私が小さい頃、母は体が弱く、私はよく体の指圧や家の手伝いをしていました。私は元気になった母の姿を見て自分自身が幸せな気持ちになることに気づきました。そのような子どもの頃の経験から看護師を目指すようになりました。

体の構造や病気の原因などについて知っていなければ患者さんを助けることができません。

  現在の高度化する医療において、医療従事者は学び続ける姿勢が重要なカギだと考えます。そして、看護師は、患者さんが何を望んでいるのか、どのようなケアを求めているのかに気づく力が欠かせません。入学してから2か月がたちましたが、看護学概論などの授業を通して患者さんの気持ちに寄り添うことの素晴らしさに興味を持ち、心の勉強に励んでいます。
  加えて、単に看護師としての心を育てるだけでは現代の進歩し続ける医療についていくことはできません。体の構造や病気の原因などについて知っていなければ患者さんを助けることができません。現在は、解剖生理学や病理学のような体や病気についての基本を学んでいます。今はまだ、看護についても身体の仕組みについても学び始めたばかりですが、これから専門的な学習を深めていくのが楽しみです。そして看護師になってからも学び続ける姿勢を本校で身につけたいと考えています。

難しい状況の中にあってもできるだけ多くのことを学び、仲間と励めるように努力したいと思っています。

   世の中では新型コロナウイルスの影響で様々な活動が制限されています。本校でも三密を避けた授業形式や、学内ではフェイスシールド着用などの対策がなされています。本来であれば、もっと学校の仲間たちとの交流を深めて活動したいところですが、現実にはそのようにはいきません。
私はこのような難しい状況の中にあってもできるだけ多くのことを学び、仲間と励めるように努力したいと思っています。そして、私の目指している心に寄り添い、学び続ける看護師になりたいと考えています。