独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター附属看護学校

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トップページ先輩インタビュー > 卒業生Vol.16

今度は私が患者さんの力になりたい

  私は中学生の時、入院し手術を受けることになりました。
全身麻酔が怖くて毎日泣いていたのですが、看護師さんの励ましで手術を受けることができました。 今でも私の不安に時間をかけて寄り添ってくださった看護師さんにとても感謝しています。 この経験から「今度は私が患者さんの力になりたい」と考え、看護師を目指すきっかけとなりました。

 同じ看護師を目指す友達の中でも、当校は熱心に学習していると感じる友人が多数受験していました。 そのため、この学校に入れば同じ目標に向かって切磋琢磨しながら、楽しい学校生活を送れると思い当校の入学を希望しました。

看護師の仕事に必要な力を養うことができると思いました。

  入学して驚いたことが2つあります。
 1つ目は学校がとてもきれいということです。校内の案内を受けた際に様々なところを回りましたが、教室、ラウンジ、体育館の倉庫など、どこにも落書きや汚れがなく、過ごしやすい環境が整っていました。

 2つ目は自分たちでクラスを作っていくといった意識があることです。中学・高校では担任の先生が直接クラスに来て連絡・出欠を行っていましたが、当校では、クラスの人への伝達、出欠の確認をとるなど、クラスの運営を学生自身で行っています。その係りの仕事を行うことで、主体性や責任感など、看護師の仕事に必要な力を養うことができると思いました。

その人らしく生きていくにはどうしたらいいのか、その手助けをする方法を学びたい。

  私は看護師として、お年寄り、中でもがんの終末期の患者さんと関わっていきたいと思っています。
現在、私の祖父はがんを患っており、手術も化学療法も行うことができず緩和ケアを受けています。祖父と会話したり、接したりしていくうちに、終末期の患者さんがその人らしく生きていくにはどうしたらいいのか、その手助けをする方法を学びたいと思いました。

 そのためには、高齢者のケアに特化した領域として「老年看護学」を、また、エンド・オブ・ライフケアの観点から「在宅看護学」をしっかりと学び、将来に役立てていきたいと考えています。