独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター附属看護学校

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トップページ先輩インタビュー > Vol.21

心のケアができ、支えになれる看護師になりたい

  私は、幼少のころからドラマなどの影響で、看護師という職業に興味を持っていました。本格的に看護師を志すようになったきっかけは、父が入院した際に、看護師の方が、不安を抱いていた私や家族に優しく声をかけてくださったことです。その声掛けのおかげで安心することができ、私も患者や家族の心のケアができ、支えになれる看護師になりたいと思いました。本校を志望した理由は、看護技術を学ぶ環境が整っているからです。施設が綺麗で充実しているため、より実践的な技術を学べると思いました。また、5年連続国家試験合格100%であり、看護師としての知識を確実に身に着けることができる環境であると考え、この学校への入学を決めました。

人見知りが強く不安でしたが、演習やグループ発表などを通して、コミュニケーション力を高めることが出来きました。

  本校では、コロナ対策としてフェイスシールドを装着したり、席の間隔をあけたりして講義を受けています。そのため、以前と比べてクラスの人たちと交流することが難しい現状です。私は人見知りが強い為、不安でしたが、演習やグループ発表などを通して、多くの人と関わりを持つことができ、コミュニケーション力を高めることが出来るようになりました。演習では、毎回違う学生とペアになり、コミュニケーションをとりながら、よりよくするための方法を話し合います。分からない点や改善点がある場合は、先生方が優しく丁寧に教えてくださるため、出来ないことが出来るようになる楽しさを感じています。また、看護師という共通の目標を持った人たちが集まっているため、悩みや不安などを気軽に相談することができ、楽しく過ごしています。

馴染みのある地域や自宅で生活したいという方の支えになれる、在宅看護のプロフェッショナルを目指したい

  現在、日本は超高齢社会です。そのため、今後も高齢者の数は増加していき、寝たきりの患者や一人で行動できない患者も増加すると考えられます。高齢者の方の中には、入院するのではなく、馴染みのある地域や自宅で生活したいという方も多いと思います。私は、そのような方々の支えになれる在宅看護のプロフェッショナルを目指したいと考えています。在宅看護に必要なコミュニケーション能力や判断力を、日々の学校生活で向上させることができるように意識していきたいです。そして、周りの人たちと切磋琢磨して、さらなる知識や技術を身に着けることができるように努力していきます。