看護を楽しんで学べる環境が整っています。
当校は、NHO病院附属の北海道唯一の看護学校です。母体病院の北海道医療センターと北海道がんセンターでの実習が主となります。2つの施設の病床数を合わせると、1000床を超え、実習指導体制も充実しており、親切・丁寧に指導を受けることができます。また、授業では経験豊富な講師が専門分野の講義を担ってくれています。教員が行う授業では、学年を超えたコラボレーション授業を実施しており、看護を楽しんで学べる環境が整っています。
現在、我が国は人口減少と超高齢化が加速し、多死社会と地域包括ケアシステムの進展により看護師の活躍の場も病院や施設だけに限らず、多方面に広がってきています。患者を支える医療やケアチームにおいて、多職種が協働する必要性も不可欠となっています。そのような中、看護師が中心となる場面が多く、その役割は大きいと言えます。時代や社会の変化によって、求められる役割には多少の違いがあるとしても、普遍的に看護師が担う責務があると思います。「患者(人)のもつ力に働きかけながら支える」ために、患者(人)とその人を取り巻く人々との対話を大切にし、相互に尊重した関係性を築くことが大事だと思っています。
看護職は、その専門性を発揮するために生涯にわたり学習し続けなければなりません。そのための基礎を築くのが看護を学ぶ基礎教育だと考えます。看護学校の3年間は、授業や演習、臨地での実習など大変ではありますが、学生間で共に学びあい、関係性を深め合うことが出来ると思います。自分が将来目指す看護について、一緒に学びを深めていきましょう。