独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター附属看護学校

〒063-0004 札幌市西区山の手4条6丁目2番22号

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人と関わることで自分の考えが広がり、ともに成長することができます。

 当校は、「独立行政法人国立病院機構および地域に貢献しうる有能な看護実践者を育成する」という教育目的をもとに、3年間で看護師に必要な、知識と技術、そして態度を学びます。看護師に必要なスキルは机上の学習のみならず、演習、そして現場での実習を通して学びます。グループで活動することが多く、協力し合いながら学習を進めていくことが多いです。多くの人と関わることで自分の考えが広がり、ともに成長することができます。当校の設置主体は国立病院機構北海道医療センターであり、あらゆるニーズのある患者さんへ思いやりのある医療を提供しています。多く先輩看護師たちの温かい支援を受けながら自分が思い描く看護師になることができると思います。

 看護の対象は、健康に障害がある患者さんやその家族です。患者さんは、病気によって身体だけでなく、心にも辛さを抱え、さらに社会での役割変化を及ぼすことがあります。そして、患者さんを支える家族も同じように不安を抱えます。看護師は、患者さんが病気になったとき、症状を緩和するとともに、病気によってどのような不安があるのかな、生活の中でどのようなことに困るのか、ということを考えて、寄り添い、援助することが求められます。そのため、看護師として大切なことは、相手の立場になって考え、思いやりを持って接することです。私はいつも、このことを大切にして学生を指導しています。

 看護学校の3年間は覚えることが多く、とても忙しいのですが、たくさんの出会いがあり、この出会いはかけがえのないものになると思います。まず、ともに学び合う仲間がいます。喜びを分かち合い、辛い時は支え合いながら目標に向かって共に進みます。臨地実習では患者さんと出会います。患者さんは学生が素敵な看護師になることを願い、協力してくれます。そして臨地では指導者をはじめとする多くの医療従事者が学生を指導し、支えてくれます。私たち教員は学生一人一人が思い描く看護師になれるよう精一杯支えますので、一緒に頑張りましょう!

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